ワーホリでは稼げない？！ 〜オーストラリアワーキングホリデー実体験〜
はじめまして！
Japanese Melbourne 先生歴5年目のさくらです。
わたしは、Japanese Melbourneで働く前に、ワーキングホリデービザを取得し、オーストラ
リアに滞在していました。
率直に言いまして、大失敗でした。
その時のわたしの実体験・失敗談を皆様にお話ししようと思っています。
これからオーストラリアにワーキングホリデービザで来ようとしている人や、学生ビザで働
くところを探している人たちに、少しでもお役に立てればうれしいです。
＜目次＞
ワーキングホリデーでオーストラリアに行こうと思ったきっかけ
どのようにしてオーストラリアに行ったか
実際どうだった？
失敗先輩からのアドバイス
ワーキングホリデーでオーストラリアに行こうと思ったきっかけ
当時のわたしは、大学卒業の間近でした。
教育学部を専攻していたので、周りの友だちはほとんど学校の先生を目指し毎日猛勉強して
いる中、わたしは現実から逃避するかのように、どうにか楽に楽しく暮らせないかなぁとの
んきにアルバイトをしていました。
そんな時、母から『海外で学校の先生でもしてみたら？』とアドバイスをもらい、『そっか
！海外っていう手もありだな。』と考え始めました。
そこで見つけたのが、ワーキングホリデービザでした。
インターネットにはキラキラした言葉がたくさんありました。
『働きながら英語の勉強ができる！』
『時給が高いので、稼げる！』
『帰国までに100万円貯められた！』
などなど、当時のちゃらんぽらんなわたしにとって夢のような話に思えました。
1年間のフリーターでお金を貯めたのち、23歳のときにオーストラリアに行きました。
どのようにしてオーストラリアに行ったか
そして、日本にあるエージェント（ちゃんと吟味せずに選んだ）に行き、約100万円の費用
を払い、オーストラリアに行きました。
エージェントの担当さんのすすめで、ゴールドコーストという海のきれいなところに決めま
した。
ブログなどの言葉を信用していましたから、海外旅行経験ゼロ、英語力皆無、貯金もほぼな
しでした。
ここから、地獄の始まりでした。
実際どうだった？
そんなに世の中は甘くないです。
いざ働こうと思っても、英語が話せないので、ローカルの店で働こうとは思えませんでした
し、日本人が簡単に働けると言われている“ジャパレス”“マッサージ”“清掃業”では、悪い噂を
耳にするので避けていました。
学校にも通わず、働きもしませんでしたから、友だちもできず、本当に鬱になりかけていま
した。
あっという間に半年が過ぎ、何も得られないままただただ日々を過ごしていました。
幸運にも、素敵なオーストラリアの家族に出会うことができ、またオーストラリアに戻って
こようと思えるまでになりましたが、総括してわたしのワーホリ経験は大失敗だったと思い
ます。
失敗先輩からのアドバイス
わたしのような、怠惰な超楽観的な人はいないと思いますが、わたしのような失敗をしない
ようにみなさんにアドバイスをするとしたら、
- オーストラリアに来る前に最低限の英語を勉強してくる
- やりたいことを考えておく
- できるなら働きたいところに先に連絡しておく
まずは、もちろんですが英語は勉強しましょう。(笑)
英語はコミュニケーションのツールですから、完璧じゃなくてもいいです。
相手の言っていることがわかったり、自分の言いたいことが言えたりする程度でいいので勉
強しておいたほうがいいです。
仕事をするにも、友だちを作るにも英語は必要になるので、中学英語から復習してみてくだ
さい。
そして、オーストラリアで何をしたいか考えてみてください。
英語を勉強したいなら、学校に通ったり、インターナショナルなうちに住んだりするべきで
すし、友だちを作りたいなら、ローカルの職場で働いたり、いろいろなコミュニティーに参
加したりするべきです。
働きたいなら、採用確率や条件などを気にせず、どんどん履歴書を送っていくべきですよね
。
やりたいことを明確にすることで、充実したワーホリ生活を送ることができます。
そして、異国の地だろうと生きていかなければならないのですから、お金を稼ぐために働か
なければなりません。
しかし、仕事を見つけることは簡単なことではなく、なかなか決まらないときには、とても
ストレスになります。
少しでも不安を取り除いた状態でオーストラリアに来られるように、日本にいるうちに仕事
を見つけておくのはとても有効です。
アルバイト以外にもインターンシップという方法もあるので、資格やローカル会社での経験
が欲しい人は、そのような機会を活用することもお勧めします。
Japanese Melbourneでは、Zoomにて面接を行うことができます。
こちらで情報を確認してください。
わたしはこの仕事で英語力も圧倒的に伸びました。
学生さんと仲良くなり楽しい経験もできました。
他の先生方はとてもフレンドリーで、公私ともに助けていただいています。
もし、オーストラリアで日本語教諭をやってみたいと思っている人は、ぜひJapanese
Melbourneに連絡してみてください。
最後に。
ワーキングホリデービザはとても魅力的なビザです。
1人1回だけのチャンスです。
多くの日本人がワーキングホリデービザでオーストラリアに来ています。
無駄な1年間を過ごさないために、計画はきちんと立てましょう！
